免疫 仕組み

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免疫 仕組み

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免疫仕組みのページ★

   このページでは免疫仕組みについての説明をしています。



●免疫の主役は白血球です

   白血球は、顆粒球60%・リンパ球35%・マクロファージ5%で構成されています。

  【マクロファージ】
    大食いという意味を持つマクロファージは、なんでも食べてくれます。
    大部分のマクロファージは、肺や肝臓、脾臓に出て最低限の侵入者の選別をして
    怪しいものを無差別に食べてしまいます。
    敵が侵入しマクロファージが自分で処理できない場合は、敵に応じてサイトカインと呼ばれる物質を
    出し活動の指令を行います。

  【樹状細胞】
    マクロファージのように敵と積極的に戦いはしないものの、仲間の免疫細胞に10倍以上の情報を
    伝達して免疫を強化すると言われています。

  【好中球】
    顆粒球の中で90%を占める組織です。細菌やウィルスが体内に侵入すると即効で働きます。
    大きなサイズの細菌を処理します。顆粒球と敵との戦いは
    必ず化膿性の炎症が起こり最後に治癒します。
    顆粒球とリンパ球の比率は一定ではなく、強いストレスを感じたり交換神経が活性化されると増えます。
  【T細胞】
    リンパ球の70〜80%を占めていて、骨髄で生まれた未熟な細胞が胸腺で特別に養成された細胞です。
    味方と敵を見極め、血液中を流れてパトロールしたりリンパ節や脾臓にいます。

  【ヘルパーT細胞】
    マクロファージや樹状細胞、B細胞が持ってきた侵入者の情報をベースに自分のアンテナを使い
    敵かどうかを見極めます。敵とみなすと、自己増殖をはじめ他の免疫細胞たちに戦闘態勢に入る
    合図を出すサイトカインを作ります。

  【サプレッシャーT細胞】
    敵を全て倒したときに攻撃終了を告げる役割があります。ヘルパーT細胞の指令を打ち消し
    免疫反応を抑制し、自己免疫疾患を防ぎます。

  【B細胞】
    骨髄で成長します。細胞にとり込み倒すべき敵の情報をヘルパーT細胞に提示します。
    B細胞が闘うべき相手は1種類と決められていて、攻撃方法は3つあります。
    武器が敵にとりつき、敵の毒の部分を覆い隠すように中和します。2つ目はマクロファージを呼び込み
    食べやすくするために、敵に武器を結合させます。3つ目は血液中にある武器の働きを補佐する
    タンパク質群を呼び起こします。
    B細胞は血液の流れに乗りながら、体内の敵を倒していきます。闘いを終えると一部の仲間を残し
    死んでいきます。残された細胞は敵や闘いの方法を記憶して、ふたたび同じ敵が現れた時に
    効率よく武器を作り攻撃を開始し、病気を防ぎます。

  【NK細胞】
    敵を選ばずに、がん細胞やウィルス感染細胞を見つけると直接攻撃し、細胞膜を破壊して
    自滅させます。
    NK細胞の攻撃でもウィルスが増殖する場合、T細胞やB細胞が活動します。
    比較的広い範囲のがんを攻撃しますが、ストレスに弱い細胞です。

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